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創業 70 周年を迎えて


代表取締役社長 倉澤みどり


株式会社双文社印刷は 2016 年 4 月 1 日、おかげさまで創業 70 周年を迎えることできました。

ひとえに、多くのお客様からのご愛顧、協力会社皆様のご支援によるものでございます。心より感謝を申し上げます。

1946 年、祖父、倉澤直男が学術学会誌を主とする印刷会社を創業いたしました。終戦直後の混乱の中、どんな未来を想像していたのでしょうか。

祖父の没後 1966 年、父、倉澤直則が継承し、活版から電算写植、デジタル化へと急速な時代変化の中、バブル崩壊により主軸となっていた得意先の多くを失い、想像を絶する困難を乗り越えてまいりました。

2006 年、私がバトンを受けてからも長らく苦しい時代は続きましたが、おかげ様で優秀な人材に恵まれ、電子書籍への取組みも遅れを取ることなく、また組版技術の飛躍的な向上、丁寧な対応やチャレンジ精神により、学術専門書籍のマーケットが広がってまいりました。

さらにオンデマンド印刷機の導入により、小ロットの出版物や商業印刷も多くご発注いただくようになり、新たなマーケットへも船を漕ぎ出しました。

今後も「誠意・努力・感謝」をモットーに 80 年、90 年を目指し、先人たちの苦労に恥じぬよう、一層努力を重ねてまいります。

変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。





相談役 倉澤直則


終戦直後の昭和 21 年(1946 年)4 月、焦土の中から産声をあげた当社がお蔭様で今年 4 月創業 70 周年を迎えました。これはひとえに当社をお引立下さいましたお得意様、万全のご協力を頂いた洋紙、製版、製本、印刷同業の方々、当社の技術設備の近代化に積極的なお力添えを頂いたメーカー、ベンダー各社、そして常に厳しい職場環境の中で業務に精励下さった歴代の社員の皆様方のお蔭によるものであります。茲に各位様に心からの御礼と感謝を申し上げる次第でございます。

省みますと当社が歩んだこの 70 年は日本が敗戦という壊滅的状態から今日の繁栄を築くに至った苦難の道と重なるものがあります。活版時代において学術専門書籍作りの志を立てた当時は正に無からの出発でありました。焼跡に残る活字地金や母型などの買い集め、焼けて赤さびた印刷機械の修理再製、不測に襲う停電、厳しい食糧難、散り散りになった活版技術者集め、厳冬の練炭火鉢、猛暑にはただただ耐えるのみ。ドアが外れる程の通勤地獄、刷本運びはリヤカーと大八車、当社の幼少期は正に国の復興と共にありました。

そしてもはや戦後ではないと言われた昭和 30 年代(1955 年)以降に入ると共に当社も成長期に入り、昭和 44 年(1969 年)6 月、北区上中里より現在地に新社屋を建設移転し、漸く夢多き青年期を迎える事となりました。時恰も活版印刷は活字による手拾い、手組みから全自動モノタイプによる機械組版に進み、更には活字を使わないいわゆるコールド化といわれたコンピューター制御による電算字植へと進化し、続いてコンピューター時代となる 21 世紀前夜には今日のデジタル DTP システムへと発展して参りました。

その間新技術への移行困難な活版技術者達の再就職のための新たな職業訓練、社内の全面改装と印刷機の活版からオフセットへの転換、同業有志7社と組版コールド化研究の協同組合活動、そして最新のシステムの積極的な導入を進めるなど、日本の近代化に遅れる事なく技術革新の道を歩んで参りました。

これからも朝礼にて、誠意・努力・感謝の社是を唱和し、この激動の 70 年間で培った実績と経験、そして業界でもトップクラスの優れた技術者集団と最新の設備、信用第一の営業力をもって、大切なお得意様のお仕事を通して誠心誠意社会のお役に立つ「株式会社双文社印刷」としての責務を果たして参る所存でございます。


  平成 28 年(2016 年)4 月 1 日

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